アドセンス広告の許可とブロックでクリック率(CTR)上げる使い方
アドセンスの広告表示は、アドセンス側のアルゴリズムで訪問者や記事内容にマッチングした広告が表示されるようになっています。安定したクリック率のサイトなら特に広告のブロックする必要ありませんが、クリック率が1.0%未満であるなら「広告許可とブロック」という機能がアドセンス管理画面にありますので一度チェックして検証してみることも必要です。
アドセンス広告のクリック率はサイトにもよりますが、CTR1.0%以上あれば合格サイトです。ブログやサイトのアドセンス記事にはCTR5.0%とか驚くような数字が並んでいることもありますが、記事が古かったり、特殊なサイトデータから紹介したりしています。
私も含めてコンサル生でもCTR1.0%未満のサイトはありますし、ほとんどのアドセンス広告表示サイトは、0.5%前後ではないでしょうか?特に大量なアクセスを集めることに特化したトレンドサイトのほとんどはクリック率、CTR0.5%未満のサイトです。
それは、ほとんどの教材がクリック率ではなく、アクセス数集めることに集中して教えている影響ですが、クリック率が倍になれば、報酬は倍になりますのでクリック率上げる努力もすべきです。
アドセンスの管理画面に「広告の許可とブロック」という機能がありますので、今回はそれの使い方とクリック率を上げる方法を説明します。
広告の許可とブロックの使い方
「広告の許可とブロック」をクリックすると
「広告主のURL」
「一般カテゴリー」
「デリケートなカテゴリー」
「広告ネットワーク」
「広告配信」
「広告(広告レビューセンター)」
6つの機能が出てきます。
私が使っているのは、下記3つのみです。
「一般カテゴリー」
「デリケートなカテゴリー」
「広告ネットワーク」
「広告の許可とブロック」の機能は基本設定で許可になっていますので、広告表示されないようにブロックする場合に使います。
下記のように許可済みとなっているところをクリックすればブロックすることができます。
広告の許可とブロックを使ってCTRを上げる方法
「一般カテゴリー」、「デリケートなカテゴリー」では、下記のように広告表示回数の割合、収益額の割合をチェックすることができます。
表示回数の割合が高いカテゴリーは、そのカテゴリーの記事が多いか、そのカテゴリーに関心高いユーザーが訪問しているため割合が高いです。
収益額の割合は、ずばりクリックされたアドセンス収益額の割合ですから、クリックされた割合が高ければ高いほどクリックされ収益になっているカテゴリーになります。
この2つの指標からクリック率を上げる対策をするなら、広告表示回数の割合が高いにもかかわらず、収益額の割合が低いカテゴリーを見つけてブロックすれば、収益額の高い広告が表示される機会増え、クリック率が上がる可能性が出てきます。
だからと言って、例えばスポーツ系のブログをやっていて、スポーツカテゴリーの収益額が低いためブロックしてしまうとスポーツ系のブログなのにスポーツ関連の広告が表示されませんので、かえって収益を圧迫させてしまう可能性もありますので、ブロックする際は注意してください。
私の場合は、収益額の割合÷広告表示回数の割合で50%以下の場合で、且つサイト内容と関係ないカテゴリーのみブロックして検証しています。成果が見えたらそのままにしますし、逆にクリック率が下がった場合は元に戻したりしながら検証しています。
「デリケートなカテゴリー」も同様な指標で判断していますが、「ギャンブル、賭博」のカテゴリーはデフォルトのまま、ブロック状態にしています。
楽天アフィリエイトのアドセンス広告を非表示にする
時々、アドセンスの広告なのに楽天の画面が表示されていると思います。これは、アドセンス広告にも楽天が登録して表示されているわけですが、アドセンス広告と一緒に楽天アフィリエイトやられている方には厄介な表示です。
なぜなら楽天アフィリエイトはクッキー機能が30日ありますので、楽天アフィリリンクをクリックした人が30日間であれば楽天サイトに訪問して購入すればアフィリエイト報酬発生します。
ところが、アドセンスで楽天をクリックされるとアドセンスのクッキーに置き換わってしまいます。その代わりにアドセンス広告のクリック報酬は発生しますが数円と言われています。楽天アフィリエイトをやっている場合は、アドセンスでの楽天広告を非表示にするほうが得策です。
楽天の表示を非表示にするには、「広告ネットワーク」の画面にある検索に「Criteo」と入力します。
下記のように10個出てきますので、全てをブロックします。
これで、楽天の広告がアドセンスで表示されなくなります。
気になる広告が表示され、特定のサイトのみブロックしたい場合は、
特定のウェブサイトの広告をブロックするを参考にしてください。
自分のサイトに広告が表示されても自己クリックは、違反、禁止になりますので、特定サイトを確認したい場合は、 Google サイト運営者向けツールバーについての記事を参考にすれば、自己クリックせず個別に広告サイトを確認できます。
クリック率上げるために広告の許可とブロック指標確認することは大事ですが、そこで時間を取られるなら、コンテンツ充実させていったほうが得策です。アドセンスの広告表示はさらにユーザー属性に合わせて進化していますし、ユーザーに役立つ視点でコンテンツ充実させていくことがクリック率高い広告表示になりますので、コンテンツ充実を優先させていきながらチェックするようにしてください。
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